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最近、色々と忙しくて、疲れてますがちょっと息抜きでブログ書いてます。

『ミルカ』に主演のファルハーン・アクタル(Farhan Aktar)は多彩な人で、
俳優としてでなく映画監督、プロデューサー、プレイバックシンガーなどといった顔も持つ人ですが、
『ミルカ』を観て、素晴らしい演技力を知って、
ファルハーンに興味を持つ人も多いんじゃないかなと。

興味を持った俳優の過去の出演作を観てみたいというのは自然な流れ。
インド映画のコアなファンの人には、全く新鮮な情報ではないと思いますが、
最近観はじめた人はどこでインド・ヒンディー語映画(ボリウッド映画)は、
日本の映画館で上映される映画以外では観れるんだろうと思っている人がいるかも
なので情報提供です。

ファルハーンの俳優として出演の主な過去作は、
オンラインの正規の映画サイト、Eros Nowというサイトで観れます。
私はファルハーン出演の3作品はどれも好きです。
 
Karthik Calling Karthik

Zindagi Na Milegi Dobara

Shaadi Ke Side Effects

例えばZindagi Na Milegi DobaraやShaadi Ke Side EffectはIFFJ上映もされたので日本語字幕で観た人もいるかもですが、、、。

また、後者は、もうすぐ日本で公開の
女神は二度微笑む(Kahaani)
http://megami-movie.com/
に主演のヴィディヤ バラン(Vidya Balan)との共演なので、
今年日本公開の映画に出演のボリウッド俳優2人の作品が一作品で観れます。 

Eros Nowはプレミアム会員になれば月々たったのUSD4.99で(700円未満)
でボリウッド映画を中心にそれ以外の言語の映画も(ボリウッド映画よりは数が少ない)含め、
新旧英語字幕付きで色々観れます。
 (でも、全部のインド映画が観れるわけではないですけれどね、、、
他にも正規のオンラインサイトはあります。それらと合せればDVDを一作品ずつ全部
買うよりはかなり安く観れます。
オンラインで観て気に入った作品はメイキングや特典映像付きのDVDやブルーレイを購入して手元に置いておくっていうのもいいかなと。)

今時は英語がある程度出来る人も多いと思いますし、日本語字幕付きで日本の映画館で上映されるのは嬉しいけれど絶対数が少ないのでこうしたサイトで、日本公開のインド映画で興味を持ったインドの俳優や監督さんの映画を色々観てみるのはいかがかな、、、と。

英語字幕付きインド映画サイトは語学の専門家の方にとっては誤訳があるとかこまかいところは気になるでしょうが、ざっくりとではありますが、インドの言葉も英語も一緒に勉強出来るなんていう風に考えても
英語字幕でインド映画を楽しむのは一石二鳥かと思います。

ではまた次回、、、。

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『ミルカ』日本公開から一週間が経ちましたね。とても素晴らしい映画なので一人でもたくさんの方が
映画館に足を運んで上映がするといいですね。

ミルカの人生、そしてインド・パキスタン分離独立の悲劇を描きながらもその奥にはどの国の人にも通じる普遍的なテーマを内包する映画だと思います。

全国で公開中ですから
http://www.eigakan.org/theaterpage/schedule.php?t=319
で劇場をチェックして、まだの方はぜひ!
私は1月30日の公開初日に既に見てきました!
上映期間中に少なくとももう一回はぜひ観ようと思っています。
何度見ても感動します。

今日は、女が作る映画誌 ー 女性映画・監督の紹介とアジア映画の情報がいっぱいの
『シネマジャーナル』の 
 『ミルカ』  ラケーシュ・オームプラカーシュ・メーラ監督インタビュー 記事をご紹介します。
Check it!
http://www.cinemajournal.net/special/2015/milkha/index.html

それではまた次回!

12/5 公開 【チェイス!】見てきました(6) 映画は親善大使のような役割を果たしている

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映画【チェイス】の公開から16日経過しました。12月20日からは1日1回上映に変更になった劇場も多いようですが、まだ上映は継続中。これからご覧になる場合は、上映館、上映時間を事前に再度ご確認の上、映画館に足を運ばれた方がよいかと思います。
http://www.eigakan.org/theaterpage/schedule.php?t=300

【チェイス!】は観客動員数的には同じくアーミル主演で昨年日本で大ヒットした【きっと、うまくいく】程のヒットになっていないようですが、見た観客の方々の評価は引き続き良いです。
https://coco.to/movie/37405
coco
(注)ラーニー・ムケルジーは出演していません↑

引き続き私は地道にチラシを配ったりして口コミ宣伝を続けています。

ところで、先日このブログでも紹介した「ビッグイシュー 日本版」Vol.253 (Dec 15, 2014号)を入手しました。そして、記事を読んだ中で印象に残った内容を紹介してみようと思います。2ページ半にわたるインタビュー記事はとても良い内容でした。アーミルと監督の写真も2人の表情のいい写真が掲載されています。

【チェイス!】はインドでの興行成績No.1を誇る映画であることから、今のインド人(特にヒンディー語映画の観客であるインド人)の映画に求めるトレンドを知ることが出来る格好の映画ともいえます。

私はそもそもインド映画が好きになる前に、日本の新旧の映画を含め、古い映画から新しいものまで、アメリカハリウッド映画、ヨーロッパ、中東、イラン、アジア、アフリカ、ラテンアメリカなどの世界中の映画を、本当にたくさん見てきました。特に大学生の頃には月に数十本映画館で観ており、世界中の幅広いジャンルの映画を見る映画好きでした。 そして、映画を通して世界中のさまざまな歴史や文化、人々の暮らし、考え方、宗教、政治について学ぶごとができました。そして、これからも映画を通していろいろ学んでいくと思いますし、それが私が映画を観る楽しみでもあります。
そして、こうした色んな世界中の映画を観ることで、逆に日本映画や日本、日本人、日本の文化の良さにも改めて気づかされました。

上述のビッグイシューのアーミル・カーンとヴィジャイ・クリシュナ・アーチャルヤ監督のインタビュー記事の中に私がこれまで経験してきた映画体験と重なる、「そのとおり!」とうなずけることが書いてありました。

以下、記事より引用。
・・・・・監督はこう話す。(中略)『映画は「エンターテイメントではありながら、親善大使のような役割を果たしている」と指摘する。「私は黒澤明監督の映画が大好きですが、彼の映画を観ることで日本をイメージすることができます。映画を通して異なる文化を学び、友人や家族のために、その知恵を持ち帰ることができるということです。政治や経済的な施策に比べれば、ゆっくりとしたプロセスですが、確実にインドを良い方向に導いてくれるはずです。他文化を受け入れ、お互いの相違を喜ぶこと。映画やアートの役割は、金銭的な利益よりも、そういう見方をもたらしてくれることではないでしょうか」監督の言葉を受け、カーンもこう続けた。「インドとハリウッドに限らず、映画の世界では国同士の融合はすでに数多く行われています。相手の国を受け入れて尊重するということが映画の世界ではごく自然に行われているのです」

この記事の続きを読みたい方はぜひ、お近くの駅前などにいるビッグイシューの販売員さんを探してこの号を入手してお読みくださいね。
http://www.bigissue.jp/latest/index.html

このインタビュー記事以外でも来日したこの二人が日本や日本の映画をリスペクトしていると話していてとても嬉しかったです。

次は来月公開の【ミルカ】についての紹介記事を書きたいと思っています。

それではまた次回。
 

12/5 公開 【チェイス!】見てきました(5) アーミル・カーン

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【チェイス!】関連のアーミルやヴィジャイ監督のインタビュー記事
公開後に少しずつ小出しでいろんなメディアに登場ですね。

Big Issueの最新号はアーミルとヴィジャイ監督のインタビュー記事が掲載されてます。
http://www.bigissue.jp/latest/index.html
aamirbigissur
そして、BRUTUSの最新号にもインタビュー記事が載っているもよう。
http://magazineworld.jp/brutus/brutus-792/
aamirbrutus

日本での公開から10日近く経った、【チェイス!】、
私は今回、既に450枚以上、手渡し、お店やイベントで配布していただくなどで
個人的、自主的に宣伝活動をしていて、まだまだ継続中ですが、
どうやら正直なところ、見た人の評判はいいものの観客動員数的には
思ってたよりは【チェイス!】、大ヒットという程ではない模様。
アクションを前面に押すような宣伝より、物語重視の宣伝戦略の方がよかったのかしら、、、。

私の女性の友人たちには結構「アクションは苦手」とかいう人も多く、先入観でためらう人も結構いました。
口コミで宣伝するときは「アクションもあるんだけど、物語の部分でほろっとさせられる部分があって、私も最後の何度見ても泣くのよ、、、」と言って勧めている。私は映画はストーリーの良さを重視するタイプなので
インド映画も一本筋の通ったストーリーのしっかりした作品が好き。
そういう点では【チェイス!】は、十分合格点の作品。
とにかく一人でも多くのお客さんが映画館に足を運んでくれるといいですね。
メディアでいろいろ紹介されつつあるからそこで興味を持って【チェイス!】を見に劇場に行くお客さんが増えると良いです。

【チェイス!】の口コミ宣伝、会社でもしていたら、会社の人から朝日新聞に掲載されたアーミル・カーンの記事をいただきました。2014年12月5日の夕刊の記事でした。

IMG_5891

この新聞記事には【チェイス!】の主演のアーミル・カーンの目ヂカラの効いた写真と共にインタビューが掲載されています。

Dhoomシリーズは1、2もゲスト出演者が主役となっていますが、
シリーズ3作目のこの【チェイス!】で主役を務めるアーミルの演技力により、
映画全体が引き締まり、ストーリー展開の中に観客を引き込む大きな力になっています。
この映画の役作りのために充分な準備期間を取り、
体も作り込んで【チェイス!】に臨んだという「ミスター・パーフェクト」の異名を持つ
アーミルですが、アクションや苦手と言っていたダンス、そして演技も当然ながら
その異名どおりの力を発揮しています。

この朝日新聞の記事の中でアーミルは【チェイス!】についてこんな風に答えています。
「アクション、スペクタクル、ロマンス、感情を揺さぶるドラマ、すべてがたっぷり詰まっている。
豪華絢爛なダンスと歌がショーという形でナチュラルにとけ込んでいるのも、この映画の良さだ。
スタントはハリウッド、サーカスはヨーロッパのチームが支えてくれた。国際的なコレボレーションがうまくいった」
そして、さらにそんなバランスの取れた魅力あふれる映画【チェイス!】で演じた主人公について、
「主人公は、怒り、悲しみ、苦しみ、復讐、社会を壊したい欲望、そんなものを抱えつつ、純真で、愛と冒険と希望と幸福を求める思いに引き裂かれている。そんな複雑な人物だ」と。
そんな主人公をアーミルがそのとおりに上手く演じています。

アーミルは作品を非常に吟味して出演、また製作に携わっています。
2001年のLagaan以降の作品を上げて、作品を見てみても
どれも非常に練って作られた、印象深い映画で、いろいろな試みにアーミルが挑戦している
作品ばかりです。そして、どれもはずれがない。
2013 Dhoom: 3 (チェイス!)
2012 Talaash
2010 Dhobi Ghat (Mumbai Diaries) 
2009 3 Idiots (きっと、うまくいく)
2008 Ghajini 
2007 Taare Zameen Par
2006 Fanaa 
2006 Rang De Basanti (愛国の色に染めて)
2005 Mangal Pandey 
2001 Dil Chahta Hai 
2001 Lagaan

もうまもなく、アーミル主演の新作【PK】が12月19日に公開ですね。
【きっと、うまくいく】のRajkumar Hirani監督と組んで、今度は

アーミルがどんな演技を見せてくれるかとても楽しみです。

日本でも公開されたら嬉しいです。
 

まだ、【チェイス!】について書きたいことがあるのでつづきます。
ではまた次回! 

12/5 公開 【チェイス!】見てきました(4) ストーリーの魅力

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みなさん、ぴあ映画生活の武井壮さんとアーミル・カーンの対談映像ご覧になりましたか?
aamir

http://t.co/Zv57aIyX86
武井壮さんのことはよく知らなかったけど、スポーツマンらしいさわやかさのある人だね。
2015年1月30日公開の【ミルカ】にも武井さんは短時間だが出演されている。
インド映画の撮影現場で監督やクルーの面々の様子を目の当たりにし、肌で現場の様子を知っているからこそのインド映画への真摯な想いやリスペクトが感じられて好感度の高いインタビューになっている。
武井さんのインド映画への熱い想いと、武井さんの質問に答えるアーミルの受け答えも素晴らしい。永久保存版にしよう。

このぴあ映画生活には
 
物語の先になにが待っているのか? 監督が語る『チェイス!』
http://cinema.pia.co.jp/news/165817/60362/ 
という、【チェイス!】を監督した
ヴィジャイ・クリシュナ・アーチャールヤ監督の短いインタビュー記事も載っている。
ここで、監督自身が【チェイス!】(原題 Dhoom3)について、
『実はこの映画は毎回主人公が変わる『DHOOM』というシリーズの第三弾。僕は一作目から脚本を手掛けていて、シリーズである以上、新しい挑戦をしないといけないと思っていた。今回はアクション以上にエモーショナルなドラマを描くことが重要だった。』
と語っているように、【チェイス!】の大きな魅力の一つがこの映画の中心部にある物語の良さなのです。

ヴィジャイ監督が、脚本をいくつも手掛けた後に監督になっているということから【チェイス!】では脚本に力を入れた感動の物語であったこともこの映画の成功の鍵になったと思います。

[あらすじ]
1990年、シカゴ。サーカスの一員としても出演していた幼いサーヒル少年の目の前で、Great Indian Circusを率いる偉大なマジシャンだったジャッキー・シュロフが演じる父、イクバールが自殺する。原因はシカゴ・ウエスタン銀行に融資を断られ、サーカス団の経営が破綻したため。
そこから復讐の壮大なドラマが始まり、20数年後、サーヒル(アーミル・カーン)はシカゴ・ウエスタン銀行を金庫破りで次々と襲い、警察と派手なチェイスを繰り広げていた。
警察は現場に残されたヒンディー語から犯人はインド系だと判断し、インドの名刑事、ジャイ(アビシャーク・バッチャン)とアリ(ウダイ・チョープラー)を呼び寄せる。サーヒルはスペクタクルなサーカスで、サーカス団を再興させつつ、新たな犯行に乗り出していく。

親の仇を討つといえば、日本三大仇討の一つ、曾我兄弟の仇討ち(1193年、『曽我物語』)がありますね。この時期よく演じられる赤穂浪士の討ち入りも日本人に人気の復讐劇。これは親ではなく主君の仇ですが、、、。復讐劇、仇討ちというのは実は日本でも昔から人気のある演目。
【チェイス!】は日本人にも古くから馴染みがあり、人気のある仇討ち、復讐劇の物語であることから、この映画も感情移入しやすいのではないかと思います。

【チェイス!】は、変幻自在のバイクや息をのむカーチェイス、華やかでカッコイイダンスシーンやスペクタクルなサーカスのシーンなどに気をとられがちだけれど、心を揺さぶり、ほろっとさせられるストーリー展開も大きな魅力の一つとして忘れてはいけないと思います。
私はDVDで見た時も日本の映画館で二度見た時も毎回最後は自然に心が締め付けられて涙が溢れ出してきました。

上述の武井さんとアーミルのインタビューでアーミルが 注目ポイントとして、こんな風に語っている。
『【チェイス!】はアクション映画と言っていい。ただし中心に心を揺さぶる物語がある。バイクや車が派手に駆け抜け、壮大な音楽の流れる娯楽作品で、ロマンスあり音楽あり、カーチェイスやバイクチェイスのアクションも豊富で、そこが表に出ていてとにかくワクワクする映画だけれど 映画の心臓部には感動的な物語がある』と。

そして、さらにネタバレすれすれだけれど、この映画のラストシーンについて、武井さんが上述インタビューで『ラストシーンにはどんなメッセージが込められているか』尋ねるとアーミルはこんな風に答えていた。
『この映画が語りかけているのは何か。この映画の中で僕は悪役を演じました。主人公の悪い男の生い立ちや過去が明かされていき、悪事を働く理由もつづられていく。 だが罪を犯したところで誰かが報われる訳ではない。それがメッセージじゃないかな。
』と。
復讐のために罪を犯しても意味がないといったそういう深いメッセージがこの映画、【チェイス!】に込められているのかもしれないということも心に留めて、この映画の中心部にあるストーリーに注目して映画を見るとより楽しめるかも。

【チェイス!】の魅力の紹介はもう数回くらいつづきます
ではまた次回。 

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